去年の秋服がきつい時|きつい部位から体の変化を読む

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去年の秋服がきつい時は、「太った」と決める前に、どの部位がきついかを見ます。部位ごとに、考えられる理由が違うからです。

見直しの目安

ウエストだけきつい / 太ももとお尻だけきつい / 肩と腕だけきつい / 体重は去年とほぼ同じなのに入らない

セルフチェック

きついのは一か所か、全体か。試着したのは朝か、夕食の後か

今日の一歩

毎年着る服を1着だけ「測る服」に決めて、朝の同じ時間に着てみる

衣替えで出してきた去年のジャケットに、腕が通りにくい。ボタンは留まるのに、肩のあたりが突っ張る。あるいはパンツのウエストは平気なのに、太ももだけが張りついてくる。

この瞬間、ほとんどの人は「太った」の一言で片づけます。そして体重計に乗って、去年と1kgも違わない数字に首をかしげる。現場でも、衣替えの時期になるとこの相談が続きます。

服は、体重計より正直な場面があります。ただし、どこがきついかまで見た場合の話です。きつい場所には、それぞれ別の理由があります。

まず結論

服がきつい=体脂肪が増えた、とは限りません。見るのは「どこが」きついかです。

  • ウエスト:脂肪のほか、むくみや食後、時間帯でも変わる
  • 太もも・お尻:脂肪の増加と、下半身を鍛えた結果の両方がありうる
  • 肩・腕・背中:上半身を鍛えている人は、体重が同じでもきつくなることがある
  • 全体にきつい:体重が増えているか、服の側が縮んでいるか

きつい部位で何が分かるか

1. ウエスト・お腹まわり

いちばん変動が大きい場所です。夕食の後と翌朝とでは、同じ人でもはっきり違います。塩分の多い食事が続いた週、睡眠が足りない週も張りやすい。ウエストだけがきつい場合は、まず朝にもう一度着てみてください。朝も同じなら、お腹まわりの脂肪が増えている可能性を考えます。

2. 太もも・お尻

ここは判断が分かれます。この半年、スクワットやヒップスラストを続けてきた人なら、きつさの一部は筋肉の変化かもしれません。見分ける手がかりはウエストとの組み合わせです。太ももはきついのにウエストが変わらない、むしろ緩いのであれば、悪い変化とは言いにくい。両方きついなら、脂肪の増加を疑う順番になります。

3. 肩・腕・背中

ジャケットやシャツの肩が突っ張る、二の腕が通りにくい。上半身のトレーニングを続けている人に多い訴えで、体重が変わっていなくても起こります。筋力トレーニングを継続すると筋肉の量が増えることは広く報告されており、背中や肩まわりは服のサイズに響きやすい場所です。腕を前に伸ばした時に背中が突っ張るなら、背中の厚みが変わっています。

4. 全体にきつい

どこも一様にきつい時は、素直に体重の増加を考えます。ただ、その前に服の側も疑ってください。ウールや綿は洗濯と保管で縮みます。1着だけで決めず、別の素材の服でも同じかを確かめると、体の変化か服の変化かが分かれます。

食事だけで調整しようとすると続きにくいこともあります。食事と運動をあわせて整える進め方はサービス内容にまとめています。

同じ条件で確かめる

1. 着る時間帯をそろえる

比べるなら朝、起きてトイレを済ませた後が向いています。夜の試着は、その日の食事と水分をそのまま測ってしまいます。

2. 「測る服」を1〜2着決める

伸びない素材のパンツと、肩の合ったジャケットやシャツ。この2着があれば、下半身と上半身を別々に追えます。月に1回着てみるだけで、数字より分かりやすい記録になります。

3. 実測と合わせて読む

服の感覚に、体重とウエストの実測を足します。体重は同じでウエストが増えているのか、体重は増えたがウエストは同じなのか。組み合わせで意味が変わります。体重と見た目がずれる理由そのものは、体重は減ったのに見た目が変わらない理由の記事が詳しいので、ここでは繰り返しません。体脂肪率の数字を使う場合は、体脂肪率が毎日ブレる理由で書いた測り方をそろえてから見てください。

読み違えやすいポイント

  • 1着、1回の試着で結論を出さない。特に夜の試着は当てにならない
  • きついこと自体は、悪い変化とは限らない。鍛えた部位がきついのは、取り組みが形になった結果のこともある
  • 慌てて食事を削らない。理由が分からないまま減らすと、落としたくない筋肉から減りやすい
  • きつくなった服を「戻す目標」にするかどうかは別の話。どんな体を目指すかは見た目を変えたい時に考えたいことの記事で決め方を書いています

よくある質問

Q. 体重は去年と同じなのに、なぜきついのですか?

A. 体重が同じでも、中身の配分が変わっていることがあります。筋肉が増えて脂肪が減った場合も、その逆の場合も、体重計の数字は同じです。どの部位がきついかと、ウエストの実測を合わせると、どちらに動いたかの見当がつきます。

Q. 肩まわりだけきついのは、筋トレのせいですか?

A. 背中や肩の種目を続けている人なら、その可能性は十分あります。ウエストが変わっていなければ、なおさらです。買い替えが必要になることもありますが、体づくりの面では後退ではありません。

Q. 何着くらいで判断すればいいですか?

A. 上半身用と下半身用に1着ずつあれば足ります。大事なのは着数より、毎回同じ服を同じ時間帯に着ることです。

まとめ

  • 服がきつい時は、体重より先に「どの部位か」を見る
  • ウエストは変動が大きい。朝にもう一度確かめる
  • 太もも・肩・背中は、鍛えた結果としてきつくなることがある
  • 測る服を決めて、同じ条件で月に1回着てみる

今週末の衣替えで、きつかった服を1着だけ、よけておいてください。それが来月からの物差しになります。

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参考文献・参考資料

しょーへい

この記事の著者

姿勢・動作・身体の使い方から整えるパーソナルトレーナー。
筋トレ・ボディメイク・コンディショニング・栄養を中心に、無理なく続けやすい身体づくりの情報を発信しています。